間違えやすいルール・重量申請

先日の土日は栃木県真岡市でジャパンクラシックベンチプレス選手権大会が開催され、文字通り会場が凄まじい熱気に包まれました

選手数も過去最高で試合会場の収容スペースを完全にオーバーしており、この時期にも関わらず室温が上昇して非常に暑かったですね

元々、試合会場は結婚式場でしたので、当然何百人ものマッチョが密集する事など想定されてはおりません

空調が追い付かないもの無理はないですね

 

 

試合中に幾つかのトラブルが発生した

参加人数が多いのでどうしても運営側でミスが生じるのは致し方無いです

その事について当ブログであれこれ言う事は決してありませんが、今後の為に是非とも選手の皆様に気を付けていただきたい事があります

それは重量申請についてです

 

通常の申請単位は2.5㎏

皆様ご存知の通り、重量申請の単位は1.25㎏プレートを2枚使用した2.5㎏が最小単位です

しかし、日本記録に挑戦する際には250gプレートを2枚使用した500gが最小単位になります

今回の大会では多くの日本記録挑戦があり、500g単位での重量申請も当然のように発生していました

一般の選手が一般の日本記録に挑戦する分には、全く問題がありません

例えば、93㎏級優勝の長谷川選手が現日本記録220㎏を塗り替える為に、220.5㎏に挑戦するのは当然ルールで認めれられています

 

しかし、日本記録に挑戦してはならないケースというのも存在するのです

 

ダブルエントリーの選手は要注意

今回のジャパンクラシックベンチプレス選手権大会では、一般・ジュニア・マスターズの各カテゴリーが同時開催されました

ジュニア・マスターズの選手は追加料金を支払う事で、ジュニア・マスターズの部門にもエントリーしつつ一般部門にもエントリー出来ます

一粒で二度美味しいグリコのキャラメル(ピーナッツ入り)のような感じになるので、非常にお得感があるのがダブルエントリーです

ですが、ダブルエントリー選手にはある制約が加わります

ダブルエントリー選手の重量申請の最小単位は、一般日本記録挑戦を除いて2.5㎏になるという事です

つまり、マスターズの日本記録が100㎏の場合、マスターズ部門のみのエントリーであれば100.5kgの挑戦が出来ますが、一般にダブルエントリーしている場合は102.5㎏にしなくてはなりません

 

500g単位で日本記録に挑戦してはならない理由

ずばり一般の選手が非常に不利になるからです

例えば、以下の2人の選手がいるとします

 

ハリー選手 一般 体重92.0㎏
リックス選手 一般・マスターズ 体重93.0㎏
※93㎏級のマスターズ日本記録は200kg

 

第2試技はハリー選手が197.5㎏成功し、リックス選手がマスターズ日本記録になる200.5kgに成功

ハリー選手が勝利する為には200㎏では足りず、202.5㎏に挑戦しなくてはなりません

もし、リックス選手が200㎏の成功であれば、体重差を狙って同重量200㎏を成功させればOKです

土壇場の第3試技で本来2.5㎏刻みで良い所が、5㎏刻みになるというのはどう考えても不利になるのはご理解いただけるかと思います

 

ジュニア・マスターズ選手がカテゴリー別の日本記録に挑戦する場合

  1. 一般にダブルエントリーしないで500g刻みで申請する
  2. ダブルエントリーしたら一般日本記録挑戦時を除いて、重量申請を2.5㎏単位で行う

 

主にこの2つになります

ジュニア・マスターズの選手がダブルエントリーするケースは年々増えてくるかと思いますので、選手個人はもちもん、セコンド、運営に関わる方などはこのルールを周知していただけますと幸いです

 

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